生活にアートを




この前大学の授業で、『病院にアートを』という内容のビデオを見ました。


病院のイメージとしては静かで、薄暗くて、アートとは程遠いものだと思っていたので、そこにアートを取り入れるという考えに驚きました。 


しかし、病院に花やカラフルな壁面、開けるとプレゼントがある隠し扉などを取り入れることで、入院している患者の心が少し明るくなったそうなんです!



その時の少しの感動や驚き、安らぎが、治療の痛みを忘れさせてくれるそうです。



そして、アートの力のおかげで、治療に前向きに取り組むことができ、入院日数が減ったり、鎮痛剤の使用量が減ったりするという研究結果も出ているみたいなんです!



必ずしも全員に効果があるわけではないと思いますが、アートの持つ力ってすごいなって感じました。



でも日常生活を見てみると、アートに触れる機会って少ないなって思ったんです。

美術館にもそんなに行かないし、こどもたちが絵に触れる機会ってあるのかなって。



このビデオを見る前に、芸術大学卒業の知人と話したんですけど、芸大生は大学に入ることはできても、卒業後のことはほったらかしにされるって言ってて、



たしかに美術の先生になるほかにデザイナーとか色々あるけど、作品を作り続けたりすることってお金もかかるし中々難しいのかなって感じたんです。。



そこで、思ったのが、もっとアートを日常的に取り入れていくために、芸大生の力を使うことはできないのかと!




例えば、わたしは大学で保育を学んでいて、保育園に実習に行ったりするんですけど、こどもたちがアートに触れてる時間ってものすごく少なかったりするんです。



だから、もっと幼児期からアートに触れる機会を作るために、芸大卒業生と協働で、こどもたちがアートに触れられる取り組みを考えることはできないかなって思ったんです。



アートだけでなく、音大卒の人とも一緒に音楽の活動を取り入れたり。



保育士だけが全てを担うのではなく、美術や音楽や体育に詳しい人たちと協力しながら保育をすることができたらいいのに。ってふと思いました。



保育士の負担も大きい状況ですし。



もっともっと色々な分野の人が介入して、保育士が仲介役となって、わくわくして楽しめる保育園を作っていけたら楽しいな〜って勝手に考えてました笑



話はそれましたが、こどもからお年寄りまで、人種問わず楽しめるアートがもっともっと日常の中に入り込んでくる環境を作っていけたらいいな〜と感じました。